日々ぷかぷか 笑顔が好き

8歳の息子のママです。顔タイプ診断アドバイザー一級取得。服やコスメ、アクセサリーが好き。本も好き。写真を撮るのが好き。好きで溢れる毎日。2022年は何か仕事として形にしたいと考え中。下を向いて歩くのではなく顔を上げて笑顔で歩むためのお役に立てれば幸いです。

書店員という仕事を離れても、変わらず必要としてもらえる有り難さに心からの感謝を

 「書店員」の仕事に誇りを持っていました。

「書店員」として本を棚に並べるとき、本が喜んでいてくれているように感じたのが嬉しかった。

「書店員」として、だけではなく、「私」という個人に向き合ってくれる人が多くて、本に関われるのが大好きだった。

 

 出産を機に、仕事から離れることになり、色々あって職場からも離れることになった。

産後も、軽いうつ病になっていたかもしれない。眠れない日々が続き、心の余裕をなくし、私の全てを怪獣くんに届け続けていた。

 

怪獣くんが4歳になり、今年の目標は

「もし、以前の仕事関係の人に会っても、あぁ、まだまだ彼女の感覚は捨てたもんじゃないな、彼女は、どんな形であれ、本を届けたいのだな」とパッと見て思ってもらえるように、内面はもちろん、外見も綺麗になりたい!と決めて半年。

 

 以前から、その方の手掛けた大切な大切な本たちを、たくさんたくさん読ませていただいてきて、そして先日、ふいにポストに届いた一冊を大切に読んでいます。忘れられていなかったんだ。まだ、私の感覚が必要とされているんだ、と身体が震える嬉しさでした。

 

 子どもがいて、読む余裕がない。それは、本当のことです。ただ、焦らされなければ「すぐに」読んで欲しいと急かされなければ、必要とされる限り力になりたいと思いました。

 私は本から溢れる感情が好きです。

著者が全身全霊込めて書いている文章を読むのが好きです。

本を読むとイメージが湧き、時に苦しそうな姿が、時に筆が踊っている姿が、本が光って見えることもあります。

信じてもらえないと思うし、感覚も統一されていないので断定出来ないですが、そんな感覚が私には備わっているみたいです。

 

 読んで売る、ことは出来ないですが、伝えることは出来るから。丁寧に伝えていけたら良いなと思っています。

読んだイメージや内容をずっと覚えておくというのが、苦手なので過去の作品と比べたり、論じたりするのは出来ません。何故なら、新しいイメージが私の中を占めると前のイメージが薄れてしまうからです。

 

 一冊と不器用な形でも真摯に向き合っていきたい。それが、私のスタンスなのだと思います。

 

 本を送ってくださった出版社さん、私のことを思い出してくださった編集者さん、ありがとうございます😊本の感想、考えてから送らせていただきます。

 

溢れる気持ちを言葉にしたくて、ブログに綴ろうと思いました。

まだまだ本のために力になれるかな。そう思わせてくれた瞬間でした。