水木しげるさんというと漫画やアニメのイメージが強い。
「げ、げ、げげげのげー♪」なんて歌が今にも聞こえてきそうなくらい観ていた。
4か月で500冊を超える勢いで小説・絵本を貪るように読んでいる息子に、時折本を選んでもらっている。私の目にはうつっていない本を、どこからともなく持ってくるのが面白くて「ウキウキ」しながら待つ時間が好きだ。
今回は本書をもってきた。
「水木しげるさんは知っているなぁ」と思いながら見ると小説バージョン。「お?これは知らないな」と爆速で読んでしまった。息子の選ぶ本は面白いんだ。
のっぺらぼうとねずみ男の話で、最終的に鬼太郎が助けてくれるお話。
でも、なかなかこれが盛り上がる内容。もうこんなに短いお話なのに充分ドキドキハラハラさせてもらっちゃった。
そしてねずみ男はやっぱりねずみ男だし、鬼太郎はかっこよかった。
これはきっと息子も読めると思うんだけど、読んでくれるかな。ママが面白そうだったから借りてみようと思ってくれたらいいなぁと密かに目論んでいる。
本書は水木しげるのおばけ学校10と書いてあるからシリーズなのかな。息子の面白いところは、シリーズで続けて持ってこない。これはママに合うかもと感覚で選んでくるところが、本当に良いと思うのだ。
次は何を選んでくれるのかなと今から待ち遠しいくらい。