日々ぷかぷか 笑顔が好き

我が子は現在4歳。怪獣くんというあだ名にふさわしい元気いっぱいな男の子。泣きたくなる日もあるし、心から愛おしいと思う日もある。本と映画が大好きな子。思ったことを、つらつらと伝えていけたらいいなと思ってます。そして少しでも誰かの力になれるなら、嬉しいなと思います。

【読書】ライフ 小野寺史宜 ポプラ社をよむよむ

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優しい

優しい小説

 

主人公の人生を淡々と描いていく小説

 

なんて思っているとラストで洪水のような涙が目から溢れてくるのでご注意を

 

私はそうなった

 

大きな何かがあるわけではない

どんでん返しがあるわけでもない

 

物語は「日常」

 

例えば、ちょっと気になる子との出会いや淡い期待に胸をときめかせたり、ルーティーンで物事をこなしていったり、合わない人との我慢大会だったり、なるべく関わらないように空気のような存在に徹したり、毎食何にしようなんて悩んだりといったごく普通の日常を描いていく

 

普通ってなに!?

と言われても困るが、何かに突出した主人公ではないことは確かだ

 

それなのに、なぜこんなに泣いたのだろう?と考えていて突然気付いた

 

自分が「特別でありたい」と思っていたということに

 

私の祖父も、父も、母も、親戚の何人もが、何かしらの功績を残している

 

表立っては書けないのだが、まぁとにかくすごいのだ

 

そんな家系で育っているのに、私には特になにもない

完全なる落ちこぼれなのだ

アウトプットは、読んですぐしか出来ず、すぐ忘れてしまう

勉強も苦手

運動は好きだが、誰かと勝負したいと思わないしやりたくない

 

運良く、書店員の仕事は楽しく、毎日色が違うから唯一自分に合っていたのかもしれない

 

頑張れば頑張るほど、認めてもらえることもあるし、嫉妬されることもあった

それでも頑張れたのは、認めてくれる人やお客様がいたから

そこで、若かりし私は勘違いをした

「特別」になれたのかも!って

追いつけるかもって(誰に?というツッコミは受け付けない)

 

ライフの中で澄穂という子が登場する

その子が言った台詞を読んで「特別」じゃなくてもいいんじゃないか?そもそもどうして特別でありたいなんて思っていたのだろう?今の私を良いと思ってくれる人たちだって応援してくれる人たちだっているのに

 

恥じた

 

髪の毛とか身体とか、ぐしゃぐしゃーーーーーーってした

 

私は私で、私しか歩めない道がある

自分を大切に出来るのは自分しかいない

 

当然な話だけど、何度も忘れてしまう

 

だから、戻してくれた

道を見失っていた心を

 

毎日ご飯食べて、時に贅沢して

お風呂に入れて

笑いあえて

元気でいる

その中で、ちょこっと達成感が味わえる

 

充分なのに

求めてしまう

それも、私

 

決めつけないで自由にフットワーク軽くのびのび出来る自分でいよう

 

上手くいかなくても

不器用でも

私なんだと認める

 

ライフの中の会話で気付かされた

 

そして最後

 

少しずつ心が変わっていく自分に向き合って最後の最後

 

他の人から見たら小さな一歩に見えるかもしれない

さっさとしなよ!と急かしたり焦らせたりする事かもしれない

 

でも

それでも

 

本人にとって大きな一歩

勇気を振り絞って前へ進む一歩

 

私を含め普通の人にとって、ここに行き着くまでにどれだけ遠回りをするか、どれだけ悩み涙を流し苦労をするか

 

そう考えたら、主人公の勇気に涙が止まらなかった

 

私は小野寺さんの描く、ライフの主人公のように大きな一歩を踏み出せるだろうか

 

願わくば、その切っ掛けを逃さないくらいにはフットワークを軽くしておきたいと思う

 

小野寺さんの小説は、まだ一冊しか読んでいない

 

全作品読む!

 

そう思う程、小野寺史宜さんは、私に勇気と気付きをくれたのだ

 

心からの小説は、こんなにも人の心に届くのだなと思った

 

おすすめしてくださった方へ

小野寺さんの本と出会わせてくれてありがとうございます!!他の作品も読みます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

神保町ブックフェスティバルへ行ってきました!

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 ずっと行きたかった、神保町ブックフェスティバル!!やっと怪獣くんを連れて行くことが出来ました!

 

 お出かけをするにも緊張し、ドキドキしていたあの頃とは違い、4歳になった怪獣くんは、しっかり歩いてくれました。途中、夫が肩車したり、お腹すいたと愚図ったりしていましたが、ゆっくりとは言えないけれど、堪能出来ました!

 

 少し前にハロウィンスタンプラリーが行われていて、そこに参加したからか、

 

ハロウィンはお菓子を渡すもの

 

と思った怪獣くん。私が、書店員時代に知り合った方々にお菓子を配ってくれました!お顔を知っている方に挨拶をすると、お菓子を渡す。何とも可愛い子だなと思ってしまいました。

 

河出書房新社

作品社

本の雑誌社(こちらのブースが1番長かく滞在させていただきました!!営業さんや堀井憲一郎さん、さらに社長さんにまで甘えて甘えて、大変お世話になりました!!!)

永岡書店

東京創元社

早川書房

視覚デザイン研究所

そして、児童書のブースなどなど、たくさんたくさん見て回ることが出来ました!!!

 

危険な危険な神保町ブックフェスティバル。財産致しましたが、満足しております。

購入した本↓
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 ABCのでんしゃじてんを購入した、視覚デザイン研究所では「かずとすうじのでんしゃじてん」のお陰で、3歳くらいで数字を100まで言えるようになったことや、数字が好きになったこと、そして「あいうえおでんしゃじてん」では、ひらがなを覚えたことなどお話することが出来ました。感謝していますと。

すると、営業の方が「自分の孫にも、あいうえおでんしゃじてんを渡したら、もうじぶんのなまえかけるようになったんですよ。まだ3歳前なんですけどね」と、顔の表情がくしゃくしゃになるくらいの笑顔で話してくれました。

 

「 お客様の顔を見ながら本を手渡せるっていいですね」

 

とその方はおっしゃいました。

 

私はなんだかとっても幸せな満たされた気持ちになりました。

 

 そうだよなぁ。

私は人と接するのが好きで、本を読むのも好きで、本を届けたいって思って働いてきたんだったなぁ。

純粋に本を届けたいなー、本を紹介して、本を読む楽しさを伝えられないかなぁーってそんなことを考えました。

 

 神保町ブックフェスティバルは、普段書店で購入するよりも金額が安くなっているから、財布の紐が緩くなるという要因もあるかもしれないけれど、出版社の人が、心から楽しそうに幸せそうに、本を必死で届けている熱量が、もしかしたらお客様に伝わって購入しようって決め手になっているのかもしれないなぁと思った。

 

 絵本がすぐなくなってしまったのは、残念だけど。でも、本当に欲しい本なら本屋さんに行って買えばいいって思うから。だから、本と出会う場でもあるんじゃないかなと感じた。

 

 怪獣くんが、帰ってから話していたことが忘れられない。

 

「ママ!(本の雑誌社の)ママのお友達、ずーっと声出して、ずーっと腕あげて、ずーっとにかーってしてたね!あれ、たいへんだよねぇ、おもしろいねぇ!」と。

 

 何時間も声出して、何時間も宣伝の紙掲げて、何時間も笑顔で売り続ける。届けようとする姿。本当に楽しそうに本を手渡す姿。嘘ではない本当の笑顔に怪獣くんは気付いたのだなと、感動しました。

 仕事をしている姿が「楽しそう」に怪獣くんに見えているなら、なんて、なんて有難い、幸せなことだろうと強く思いました。

 

 私も、あと何年かして怪獣くんが友達と遊ぶほうが良い!となったら、本の雑誌社の方のように、仕事は楽しいものなのだと背中で伝えられるよう働きたいと思った。

 

 エネルギーを分けてもらえたフェスティバルだった。

【読書】多眼思考たがんしこう モノゴトの見方を変える300の言葉 ちきりん 大和書房をよむよむ

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 ツイッターはやっていない。なのに、本書を読んでいたら、短い文の中にこんな風に言葉を盛り込めて、さらに思考まで浮き彫りになるツールなんだ!と、ちょっと感動した。

 

 たくさんたくさん言葉が溢れていて、その中で、どこが気に入ったか、といわれるとここには書ききれない。読みやすいから、とにかく読んでみて、というくらいかな。

 

1つ気付いたのは、私の「考える」は実は「考えていない」ということ。考えていないというよりは、感情論に流されてしまっているということ。軸がないからブレてしまっている。

 

 ちきりんさんの言葉は、周りを気にせず自分だけの言葉で話しているから、直球で頭に刺さる。頭にさくって刺さる。心じゃなくて。きちんと、外に伝える言葉でも話している。使い分け。

 

 本書を読んでいて、強く溢れてきたのは「学びたい」という気持ち。逃げてきてしまったものや事柄と、ちゃんと向き合いたいという気持ち。頭の中のバラバラとしたピースを完成は無理でも埋めていきたいという気持ち。

 

 来年は、「学ぶ」を目標にしよう!

 

 

【読書】ひきこもれ ひとりの時間をもつということ 吉本隆明 大和書房をよむよむ

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 読書は、凝り固まった考え方を解きほぐしてくれる。言葉と思考の渦に身を任せ、先入観や他者の感情を取り払ってこそ、私は私の本当の気持ちに気付けるのだろう。

 

● 一人で過ごすまとまった時間によって、価値がうまれる

 

●「ひきこもる」ということを真っ向から否定するのは喜ばしいことではない

 

ということを、本書は伝えている。

 

 本書の中に不登校について考える章がある。私はこの章に大いに共感した。

 

 教室の真ん中から後ろの席というのは、全体が見渡せてしまう。そうした席に座る際、もやもやとした黒い煙のようなものが私には見えていた。それは、現実には見えないし、私の勝手な感覚だから証明は出来ない。けれど、吉本隆明さんはその「もやもやとした何かわからないもの」のことを

 

「教室に流れている 嘘っぱちの空気を、ぼくは「偽の厳粛さ」と呼んでいます。」p55参照

 

と表現されていて、的を得た文章だ!と思わず叫んでしまった!

 

 いじめがあるのに、それに気付いてるのか気付いてないのか見ないようにしながら真面目に授業を進行させる先生と、それを真剣に聞いているように見せる生徒

 

その人のことをよく思っていないのに、にこにこしながら挨拶をしたり仲良くしたりしているグループ

 

昨日まで仲良くしていたのに、次の日何が原因か分からないまま、そこにいない人として不自然な避け方をする友達だった人(あとで、これは私への嫉妬のようなものが関係していたと分かりました)

 

君のことを考えているよ!と心配しているように振舞いながら、実はめんどくさいなと感じていて、本人が本当に気に入っている生徒は、明るくてクラスをまとめてくれる人だったり、ワルぶってる人だったりする。

 

などなど、あげたらきりがないくらい嘘っぱちな空気は溢れかえっていたなぁと思い返してしまう。

 

今なら、もう少しうまくやれたかなと思うけれど、全力だったあの頃は、本当にそこにいるだけで苦しい気分になったものだ。合わせよう合わせようと必死で、途中不登校になりながらも、なんとか頑張っていたな。学校も苦しくて、家では親も心配してくれるから、有り難いけど病気じゃないからこそ、どこにも居場所がない気がして、よくこっそり図書館や本屋に逃げていた。それでも罪悪感はあった。元気なのに休んでいるという罪悪感。

 

 休めとか、ひきこもるべき、と言っているのではなく、ひきこもることを「悪」と捉えないで、もう少し「見守ってもらえたらいいな」という気持ちが周囲にあると良いなと思った。自分の子どもが、不登校になったら、そりゃ焦るだろう。

でも「余計なことはしない」この言葉を肝に命じて芯を持って、子どもとも、自分の感情とも付き合っていけたら良いなと感じた。ほっておく、という意味ではなく。

 

 「問題は、親が子どもにどう接するかではなく、親自身の心の状態がどうであるのか、ということなのです。」p86参照

 

 私は不安定な人だと自分で思う。

だから、怪獣くんが不安定になると、あぁ、私が植えつけてしまったものなのかなと思って、とにかく叩かれても痛くても抱きしめるしかないと覚悟を決める。

 

 自分では分からないうちに、怪獣くんを傷つけてしまっているのかなと感じることもある。そうしたときは、とにかく私の気持ちや、何故悲しい気持ちなのかを、お膝に乗せて話す。理解すると「それじゃ、お手伝いするよ!」とか「ママ、泣いてもいいよ」とか、どっちが大人か分からないような対応をしてくれる。

 

 子どもはよく見ているなと思う。言動に気をつけようと思う。けれど、なかなかうまくいかない。親の影響を、吸収していると怪獣くんを見ていて感じるので、私に出来ることは立ち止まらず前を向いて、生きることはそれだけでワクワクして楽しいんだぞ!と背中で語ることなのだと感じた。

 

 

「10年続けないと一人前にはなれません」p121参照

性格的に飽きっぽいので、10年続けているものって何もないなと思う。断続的にであれば書店員として働いていたのは10年くらい経つ、かな。でも、やっぱり一人前と呼べるものはないのかもしれない。

 

 怪獣くんに関して言えば、お腹の中にいたときから「怪獣くんノート」を作ってて、まだ続いている。だから、5年。

「怪獣くん用読書ノート」であれば、3年続いている。

 

 自分自身のことで続けられるものを、きちんと見つけていきたい。ブログでもなんでも。何か1つでも。

 

 吉本隆明さん「ひきこもれ」は、「このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望」 という本の中で紹介されていたので、読んだ。

 

読んだ感想はこちら↓

https://nikoniko-days.hatenadiary.jp/entry/2019/10/14/100658

 

 本を関連づけて紹介するのは、私にはとても難しい作業だと身をもって知っているので、他に紹介されている本も、読んでみたいなと思った。

 

 本が私を救ってくれるのは、昔も今も変わらないなと、強く思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【読書】このままなんとなく、あとウン十年も生きるなんてマジ絶望 長江貴士 秀和システム をよむよむ

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 1つ1つ物事を自分なりに考えて向き合うというのは、こういうことなんだなと強く感じた1冊。

 

普段、惰性で思考していることは、気付くと、しゃぼん玉のようにふわふわと浮いて消えてしまう。私の頭の中は、いつもしゃぼん玉。

 

そして、多分タイプAとしては生きにくい人の1人なのだろう。

 

 繊細で、優しい。人の気持ちに良く気付くし、感受性が豊か。そう、褒めてもらっていても、心の中では

繊細=傷付きやすくて 面倒って思われてるのかな?

優しい=言うこと聞いてくれると思われてるのかな?

良く気付く=先回りしてもらいたいのかな?

感受性が豊か=気にしなくて良いことまで気にしてる?

 

とまぁ、プラスかマイナスにしか捉えられていなかった過去の自分。今もまだ多少、根強く残っていたりする。

 

少しずつ、なんとなく回避する方法を見つけてきてはいたけれど、どうも上手く生きられない。

 

そんな私に、本書は

適応力をつける=考え方を変えていく

そのために必要なこと

身につけていくためのポイント

それだけではなく

適応しすぎないためのやり方

(八方美人になりすぎないためのやり方)←ここ、ものすごく私にとって重要なところ

 

などが記載されている。

 

自分の感情や思考を、ここまでまとめられるものなんだなぁと思った。読んで書いて読んで書いて何年も何十年も続けてきたからこそ、まさに塵も積もれば山となるなんだな。

 

 なにかにつけて、自分は駄目だなぁなんてへこんでいた若かりし自分に読ませたい。そして、大事にすべきは自分の心だよと言ってあげたいなぁ。まぁ、そんなことできるわけもないので、今の自分に言い聞かせて、じゃあ、どうする?ということを1つ1つ決めていかなくてはならないな、と感じた。

 

文中に「評価の基準を内側に置く」p28参照

 

とあるのだけど、私の基準は完全に「外」なんだ。

他人のため

お客様のため

会社のため

誰かのため

仕事を辞めて、専業主婦になってからその想いは薄れてきたけど、前は完全に外だった。

 

「家庭」は自然と自分も含まれた「内」になるから、多少向き合ってこれてはいる。でも、自分自身が基準になっていない。

子ども

が基準になっている時点で、まだきちんと定着していないのだろうなと思う。

 

自分がないから、他人の意見に左右されてしまう。それじゃ、自分を大切になんか出来てないよなぁ、、とかなりショックを受けた。

 

 この本の中で、適応力の5大要素を本書の中で書いているのだが、その中の1つ「断らない」というのは、仕事をしていた頃なるべく努力していた点だった。しかし、私には「どう扱われたいか」を示す ということが欠けていたのだと、本を読んで分かった。

とにかく自分の能力以上のことを期待に応えていきたいと、ボロボロになるまでやっていたのが間違っていた。期待に応えられなかったときの恐怖、期待がなくなってしまう恐怖に怯えていたのだなと今なら気付ける。バランスは本当に大切なのだなと思ったし、そのバランスは、練習しないと磨けないものでもあるのだと知るきっかけをくれた。

 

また文中に

 

「常識」「先入観」を通して判断するのではなく、その現状をそのまま受け入れるのが「適応力」です。p65参照

 

と書いてあって、私は常識、先入観の塊だ!と恥ずかしくなりました。どれだけ「人」基準なんだろうと恥ずかしくなった。

考え方が違うから話さないということはないが、人が多い車内ならまだしも、人が少ない車内で少し子どもが騒いでも寝ている人がいる場合、過剰に「寝ている人がいるから静かにね」と言ってしまう。夫は「人が少ないんだから多少は大丈夫だよ」と話してくれるのに、寝ている人を騒いで起こしてしまったら、嫌な気持ちになるかもしれない、なんてことを考えてしまい、結果注意してしまう。

 

 何度か赤ちゃんの頃「うるせー!静かにさせろ!」と舌打ちされた経験があるからなのかもしれないけれど、怯えてしまう自分がいる。そういうのも内側にしっかり基準があればブレないのだろうけど。

 

 最近、モヤモヤというかイライラしてしまうことが多くて、何にイライラしているのか分からなかったけれど、本書を読んで「適応」出来ていない自分が嫌なのかもしれないなぁと思った。

 

 怪獣くんは、幼稚園に楽しそうに通っていて嬉しい限りなのに、私がまだ幼稚園でのやり方とか、動き方、立ち位置みたいなものが見えていない。こんなこと言っていいのかな、頼っていいのかな、といつも不安定。「配られるプリントに全部書いてあります」と言われても、見逃していたらどうしようとか、なんだか余計な不安がくっついてきて、誰かに聞いてしまう。でも、聞いても「プリントに書いてあるよ」と言われるわけで、まぁそれはそうなんだけど、この見えない不安みたいなものがあるから、(安心したくて)聞いてしまった、というところは、あまり伝わらない。(当然)

 

 普通の人が普通に出来ること、例えば「朝送って、そのあと保護者の集まりがあるから残って話して解散」という流れの中で、私の頭の中では

朝送って集まるって何時から?

とか

どれくらいだろう?

とか

早口の人がいると聞き取れないけど大丈夫かな?(慣れている人ではない場合緊張して聞き逃したり、聞き間違えたりしてしまう)

とか、いくつもの不安がくっついてくる。なので、普通(といっていいか分からないけど)の人はちょいちょいと終わることでも、かなり心の疲労があるわけだ。

 

 周りがどう思っているかは分からない。

でも、そういう人なんだと周りに知ってもらうための努力は、今後自分が幼稚園やこの先適応していく上で、開示していっても良いかもしれないなと思った。

 

 要は、人は好きだけど人が苦手なんだな。昔から変わってないや。克服しようと試みていたけど、それも難しい。

なら、自分の考え方を変えていくしかないんだろうな。

 

「考え方」ぐらいしか変えられなかったのです。

と本書にも書いてある。p113参照

 

 幼稚園のことを例にあげれば、まだ入ったばかりで分からないということを開示して、ルールを教えて欲しいということや、早口だと聞き取れない、聞き返すのが苦手ということも少しずつ伝えていけば良いのだということ。初対面の人なのだから、嫌われるとか、へんな不安を持たずに向き合ってみること、試していくことを努力してみようかなと思えた。

 

 読んでいて思ったのは「あー、なんだか夫に近しいものがある」ということ。夫は言葉が足りないので、分かりにくいところが多々あるのだけど(私と正反対なところがあるから、理解するには言葉で説明されないと分からないことがある)本書を読んでいて、

あー、こういうことを言いたかったのかな?

そっか、そう考えていたのかな?

と分かる部分があって理解しやすかった。著者ほど、ちゃんと考えているかは疑問だけれど(冗談)なんとなく伝わるような気がした。そういう意味で夫の足りない言葉補佐辞典的な役割をしてくれる本でもある(笑)

 

 全部を全部、やってみることはないと思うけど、考え方とか、やり方のヒントとして、私は本書を手元に置いておきたい1冊に決めた!

 

 1人の時間が増えてきたなら、その時間を自分の考えをまとめる時間として使うのも贅沢な時間なんじゃないかなと思えた。

 

 あともうひとつ。

 

本を読んで、すぐ感想を書けるのは幸せなことだなと思った。やっぱり、本から感じるものが大好きだ!

 

 本書は、著者が読んだ本の中から関係する部分の文章を抜粋しているのだが、ブックガイド的な役割も担って欲しいということで、意図的に増やしているそう。私は影響を受けやすいので、紹介された本を読んでみたいと思う。

 

 興味深い本だった。

また、本買いに行くよ!!!!

【読書】しないことリスト pha 大和書房をよむよむ

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 9月から怪獣くんが幼稚園に入園した。

 

そのため自分の心と向き合う時間が増えた。

 

私にとって、何かあったとき助けてくれるのは本屋の存在と本と、そこで働く人たちだと思っている。

 

子どもと書店はたくさん行っていたけど、1人でぷらぷらすることに意味があると思っている。

 

 ずっと行きたかった、マルノウチリーディングスタイル。東京駅から、とっても近い!なのに、少し迷った!KITTEを探すのに時間がかかってしまった。お迎えの時間があったので、お洒落なお店がたくさんあったけれど、脇目も振らずに本屋さんへ!

 

 お店は落ち着いていて、カフェが併設されていた。購入前の本が読めるのだとか。私は汚してしまうのが怖いから、こういうカフェだと買ってから読む。今回は時間がなかったので、本屋だけ眺める。

 

パッと見て「しないことリスト」がお勧めなんだなと感じたので、そちらを購入。さっそく読んでみた。

 

目から鱗

 

やることリスト

 

というのは、よく作っているけれど、

しないことリスト

なんて作ったことない。

 

試しに3つくらい考えてみる

●必要以上に愛想をふりまかない

(つい、それは必要ないだろという部分でも困っていたり、迷っている人をみかけると声をかけてしまう。必要なら声をかけてくるだろうから、こちらから行かなくても良い)

●掃除、洗濯、片付け、子育て全部を一度にしない

(全部をワンセットと思うと辛くなるから、掃除だけ、とか、片付けだけ、とかそんな日があってもよい)

●未来を見過ぎない

(先読みしすぎると疲れる。その場その場で対応を)

 

結構難しい。

 

せかせか動いていると、何かの役に立っているようで存在価値があるような気がしてしまうのだけど、自分という存在を見つめた時に、なんか違う!と感じるかもしれないなと思った。

 

昔の私がそうだったな。

 

誰かの力に!

誰かが喜んでくれたら!

と必死で、周りが見えなくなって傷付けたこともあるし傷付いたこともある。

 

もし、私がしないことリストをたくさん作ってそのように行ったら、きっと物足りなく感じるのだろうな。

 

真面目で誠実

これが、周りからの評価だけど、もうひとつの私は

飽きっぽくて刺激的なことが好き

 

刺激というのは、子育てだと、はじめて歩けた!とか、はじめてしゃべった!くらいの衝撃。書店員時代で言えば、急にサイン会決まった!とか大好きな作家さんに会える!とか対談!とかコメント載るってぐらいの驚き。

 

お客様との不思議な体験も刺激の1つ。経験できることは、人間1人の人生では少なすぎる。だから、お客様と話したり、本を読んだりすることで知るのも刺激。どこかでリンクしたときの衝撃も感動するし、あの喜びは何にも変えられないものがある。本が届いた!!と感じるときも震えるなぁ!

 

しないことリストの中にも、

「こういうのは適当に読んで、適当に自分に使えそうな部分だけ取り入れて参考にしたらいいものだ。」(p196)

と書いてある。

自分の中で自分なりにゆるくやってみて、それで、少しでも楽になれたらいいなーくらいで参考にしてみたいと思った。

 

急ぎすぎてるのは好きじゃない。

ゆったりのんびり刺激的でいたいなぁ。

なのに、今朝も幼稚園に急かしてしまう私。時間は余裕なのに。来週は、敢えて遅れない程度に遅く行ってみるというのも、1つ挑戦してみても良いかもしれない。

 

phaさんの本を他にも読んでみようと思えた1冊でした。

 

 生き急いでる

とよく言われた頃があったなーとふと思い出す。今はもうちょっと楽に生きられるようになったかな。しないことリスト、心が疲れた人に読んで欲しい本。実践してないなくても、少しだけ救われた気持ちになるから。

 

 

沖縄旅行最終日

 楽しい旅行はあっという間。

昨日、ギャースカ泣いたお陰か、本日はスッキリな顔の怪獣くん。

 

 天気が怪しい中、レンタカー屋から近い沖縄県立博物館・美術館へ行ってきました!

飛行機の時間が迫っていたので、半日だけ、と行けるところを探していました。するとタイミング良く、沖縄の出版社の方がおススメしてくださった場所!

 

リンクはこちら↓

https://okimu.jp/sp/

 

 ジブリ展が行われていたり、沖縄の歴史が学べたり、色々興味がありました。

 

 さらに、こちらの建物。

外観だけで鳥肌が立ち、エントランスから伸びる道はキラキラ輝いて見えました。なんだろう、なんだろうこの気持ちは。ドキドキします!しかし、建物の中に入ったものの、このドキドキの正体が一体なんだったのかは分からずじまいでした。

何故かというと、、、

 

そう。博物館も、美術館もまわらずに終わってしまったからです。

 

理由は、お子様がいらっしゃる方なら訪れて「あぁ!」と納得。入館前に素敵な場所があるからなんです!

 

 沖縄の歴史が子供向けに学べる場所。三線を実際に触ったり(ここだけで30分かかりました)リザンシーパーク谷茶で見たエイサーで使っていた、楽器。特殊な虫眼鏡を使って、沖縄の昆虫や鳥、動物を探すゲーム。塀を作る積み木。草花やウコンなどの香りを嗅いで、当てはめていくパズル。とにかく怪獣くんは夢中になって遊んでいました。

その中で、1番しがみついて遊んでいたのは、黒電話。

 

宮古島や、石垣島、5つの島の言葉を黒電話で指定された番号にかけると聞けるというもの。おじいちゃんの家に遊びに行く設定で、道順を教えてくれるので、その通りに進んでいく、、、のですが、方言が全くわからなくて、怪獣くんも「なに?なんていった?」

「なに?なんなのー!!?」

と大興奮。

コツを掴んで1度ゴールしたら、次のも、また次のも!と終わらず。

 結局、飛行機の時間が迫ってきてしまったので、そこだけで終わってしまったのでした。怪獣くんは大満足!!!

私は不完全燃焼。ドキドキの正体が知りたかった!

 

 次回の楽しみが増えたということで、本日は無事帰宅。

 

のはずが、台風の影響で朝の便が飛ばず、1時間半の遅れ発生。それでも、その日に飛んでくれたので、無事に帰れました。

 

 怪獣くんの1番の夢は飛行機の運転手。パイロットなのだそうです。離陸のときは目を輝かせて、上昇中も窓から広がる大地と空を見つめます。

着陸のときは真剣な目で、自分が運転しているかのように「まもなく着陸致します。ご注意ください」とアナウンス。電車と混ざっていなくもないが、真剣なので笑いを堪える。無事着陸すると「着陸しました!お疲れ様でした!」と大人顔負けの台詞。

 

さらにさらに、飛行機を降りて空港まで歩いていくとき、運転席から運転手さんが手を振ってくれたのです。

怪獣くんは、ものすごく嬉しかったようで、ずっと、ずっと手を振っていました。敬礼すると、敬礼も返してくれました。怪獣くんは嬉しくて嬉しくて表情をどうしていいかわからなくて、舌をペロペロしたり、顔を隠してました。憧れのパイロットが手を振ってくれたという事実。きっと、忘れられない思い出になったでしょう。

まだ4歳なのに、逞しく感じる旅行でした。

 

 沖縄の自然と沖縄の人たちの優しさに癒された3泊4日でした。

 

幼稚園が始まる前の旅行で、また1つ大きく成長したのだなと思いました。

賢くて優しくてコミカルな怪獣くん。

これからも、笑って過ごしていこうね!