book
写真が好きだ。本書を読んで改めて思う。 最初は「記録」として写真にのこすことがメインだった。 子どもの成長を記録する。 旅行を記録する。 友達との時間を記録する。 とにかくたくさん撮っていた。 撮っているうちに光の場所や構図を考えながら撮るよう…
正直、普段からニュースもテレビも見ない私にとって理解するのは至難の業だった。しかし、本を読み終わり感じたことを書くことは出来ると思うので綴っておきたいと思う。 石田和靖さんは優しい。その感覚が1番先に届いた。そして、「日本の未来」を本気で考…
子育てハッピーシリーズは本当に良い本だと思う。 迷ったときにお世話になる良書。 自己肯定感は私の経験上、勉強が出来たり人より優れているとかいう表面上の見えることよりも大事だと思う。自己肯定感だけは、後でつけていくのに時間がかかるからだ。小さ…
本屋で待つ この「待つ」という言葉が、本書の全てを表現しているといっても過言ではないと思う。「待つ」も大切だが「本屋」というキーワードも核となっている。 待つの意味合いは人それぞれ感じ方が違うと思う。 本書を読んで私が感じた想いは5つある。 ①…
言葉屋の4作品目。 ●言箱=吹きガラスの技術を応用したもの 言箱を口にくわえ、言いたくても言ってはいけない言葉を口にすると、言葉は言箱の中に吸い込まれる 使った人の心は軽くなる ●言珠=言箱を一定期間熟成 専用の窯でとかし、リサイクルしたもの 一度…
言葉屋シリーズ3作品目!!! もうもうもうもう、最高過ぎる!!! ちょっと落ち着いて。私。 今作品は、中学生になった詠子たちのドキドキの1日から始まります。 小学校から、そのまま市内の中学校に行く生徒たちにとって1番緊張するのはクラス分けではない…
言葉をメインにしたお話は他にあるだろうか。こんなにも大切に書かれていたら本たちも言葉も本望だと思う。 今回新しく登場する方は 須崎哲平くんのおじいさん(書道教室の先生)またおじいさんのキャラクターがどんとしていて、あまり私の近くに「どしん!…
朝日学生新聞社児童文学賞 第5回受賞作。 「言葉屋」何度か目に入っていた本。 本は不思議な存在で、いつも迷ったとき傍にいてくれる。読んでいる本が「何か違うかな」と思うときは、きっとタイミングが「今」ではないのだと思う。逆に「必要」である本のと…
少し疲れていたとき読んだ本。とっても面白くて読みやすかった。 良かったポイントは3つ。 ●ランチタイムの2時間の出来事という設定なので、細切れになっても場面が変わるから続きが気になるのにやめなくちゃいけない!というストレスがない。 ●目の前で人…
今、毎回更新されるのを心待ちにしている連載漫画がある。 それは「本の雑誌創刊秘話」を漫画化にした作品。 https://colorful.futabanet.jp/articles/-/1285 コミックが発売されたら絶対買うんだと決めている。(もう発売したのかな)怪獣くんがいつか読ん…
メイクを共に練習している友達に素敵な本を貸してもらい読んでみました。 コスメカウンターが怖いマンガ家 吉川景都さんと、現役美容部員のBAパンダさんのコミカルなやりとりがツボであり、マンガの読みやすさも相まって最高の笑いと学びの時間となりました…
「短い時間でさらっと読める、あまり重くない本ないかな」 いつものように図書館へ行き本を探していた時のことです。 単行本の重さが好きで、いつもはそちらの棚ばかり見るのに今回は何故か目が文庫にばかりいく。(思えば、ワラシに導かれたのかも) 先日も…
ふいに図書館で目に入ってきたこちらの書籍。 双子のママが鼓舞奮闘し「ただひとつの想い」だけを願って祈るだけではなく形にしていく日々が真っ直ぐ正直に書かれていました。 中原美智子さんのふたごじてんしゃHPはこちら →https://futago-jitensya.jp/wish…
『八月の母』早見和真 KADOKAWA 子どもは親を選べない。生きていると何度か耳にする言葉。そして、物語の中でも表現の端々に感じられるテーマの1つだと感じます。 彼女が造り上げた城は、まさに、行き場のない子どもたちの居場所である・・・と思って読んで…
1月末。 ずっと応援してくださっている出版社の方と中央線沿線の本屋巡りをした。予定を合わせられた日が紹介してくださった何店舗かの本屋さんのお休みだった。残念だったが、下調べして行ったとしても、合う日にちがそこだけだったのだから仕方ないし、一…
優しい 優しい小説 主人公の人生を淡々と描いていく小説 なんて思っているとラストで洪水のような涙が目から溢れてくるのでご注意を 私はそうなった 大きな何かがあるわけではない どんでん返しがあるわけでもない 物語は「日常」 例えば、ちょっと気になる…
ツイッターはやっていない。なのに、本書を読んでいたら、短い文の中にこんな風に言葉を盛り込めて、さらに思考まで浮き彫りになるツールなんだ!と、ちょっと感動した。 たくさんたくさん言葉が溢れていて、その中で、どこが気に入ったか、といわれるとここ…
読書は、凝り固まった考え方を解きほぐしてくれる。言葉と思考の渦に身を任せ、先入観や他者の感情を取り払ってこそ、私は私の本当の気持ちに気付けるのだろう。 ● 一人で過ごすまとまった時間によって、価値がうまれる ●「ひきこもる」ということを真っ向か…
1つ1つ物事を自分なりに考えて向き合うというのは、こういうことなんだなと強く感じた1冊。 普段、惰性で思考していることは、気付くと、しゃぼん玉のようにふわふわと浮いて消えてしまう。私の頭の中は、いつもしゃぼん玉。 そして、多分タイプAとしては…
9月から怪獣くんが幼稚園に入園した。 そのため自分の心と向き合う時間が増えた。 私にとって、何かあったとき助けてくれるのは本屋の存在と本と、そこで働く人たちだと思っている。 子どもと書店はたくさん行っていたけど、1人でぷらぷらすることに意味があ…
大好きな大好きな森沢さんの小説を久々に読めた。しかも、読後にすぐ感想を書ける幸せ。 今朝4:30、怪獣くんの寝相の悪い足蹴りがお腹に当たり、びっくりして起きた。 二度寝するには外は明るい。 どうしようか、と考えて前から読みたかった森沢さんの本を読…
ナチスから図書館を守った人たち 囚われの司書、詩人、学者の闘い ディヴィッド・E・フィッシュマン 羽田詩津子 訳 THE BOOK SMUGGLERS 原書房 どう、守ったのだろう? アンネの日記を幼い時に読んでから、こうした書籍が気になってしまう。 時間を見つけて…