夜店でおかいものすごろく。
こちらの商品、確かAmazonで650円くらい。
すごろくゲームは、まだ早いかなぁと思っていましたが、毎日パズルを息子が作ろうと言うので多少自分自身が飽きてしまっていました。
そこで、そんなにすごーく高いものでもないし面白そうなので、購入。
いやはや、説明を一度しただけで、ある程度理解してくれました。すぐにプレイ出来ました。
よく行くアミューズメントパークの、元保育士さんに聞きましたが、「読解力」が備わってきている証拠だそうです。
初見の何かについて、人の説明を聞く。聞いた後に、理解してゲームを行うことが出来る。
これらは、本を読むことで養われているのだとか。
本はたくさんたくさん、泣きたくなるほど💦読み聞かせているので、すごくすごく嬉しいお言葉でした。
そして、ゲームを開始するのですが、このすごろく、じぃじ、ばぁばが登場してくるので、怪獣くんは自分のフィールドの中で物語を作れるようです。とても楽しいと言ってくれました。
おばぁちゃんから200円もらう
→ばぁばがおこずかいくれたー!
100円払ってたこやきをもらう
→やったー!たこやきだぁ!
などコメントを毎回言います。
因みに、ジュースやかき氷なども登場するのですが、お腹が痛くなって一回休み率が高いので、たこやきとやきそばポイント高し!
朝起きると、食事前にすごろくやろー!と言われます。
食事の後も、9:00からはじめて気付くと11:00なんていうことも。
今だけしか、こんなに全力ですごろくをすることもないのだと思うと、楽しく付き合えます。が、勝負心が芽生えているのか、負けると勝つまでやり続けます。
20回勝負して一勝しかできなかったなんてこともあります。
大事な気持ちだとわかっていても、親としては、他にもやることが色々あるので、時には出来ないこともあるわけです。すると、
「一回勝負して、御用して、一回勝負して、御用して、ってやろ?」
と妥協案を出してくる。
こりゃ、参った
降参だ
ということで、また勝負。
昼ごはん食べて、外で遊んで、夕方帰ってきて、また勝負。
夕飯作って食べて寝る準備して、また勝負。
それから、夜の絵本タイムが終わり、やっと就寝。
毎日、毎日ヘトヘトです。
でも、この毎日が、怪獣くんの未来を輝かせてくれるのだとしたら、なんだか、そうマイナスに捉えなくても良いんじゃないかなと思いました。
他の人と比べて、
仕事と子育て両立してるな、とか。
買い物をしている人を見て、
自由な時間があっていいな、とか。
座ってずっと話している人を見て、
話す時間があっていいな、とか。
多分、作ろうと思ったり、やろうと思えば確保出来るのだと思う。
ただ、子育て関係で長く長く働かれている人に「今の姿は30年後自分に返ってくる」と話を伺って、
例えば、話しかけてきた子どもに、返事をしなかったり、うるさい!と言えば、30年後、その言葉は自分に返ってくる。
ありがとうや、ごめんなさいを子どもに向かって言っていなければ、ひとりの人として向き合わなければ、それは自分がいつか子どもに言われてしまう。
そういうことを考えたとき、怪獣くんに出来ることはしたいなーと思うのです。
すごろくを何回もやろうと言う怪獣くんは、純粋で真っ直ぐで、3年しか生きていない彼にとって、とんでもなく面白い遊びで、狭い世界がまた一歩広くなっている。
側から見たら、ただ遊んでいるようにしか思えないかもしれない。
主婦の仕事もすべきなのだろう。
でも、今しか出来ない育みを、私は全力で彼と付き合っていると自負している。
このすごろくは、全力で付き合えば付き合うほどお金のやりとりを覚え、点数は自分で数え、文字は読めないのに止まったコマに何が書いてあるか覚え、札を自分で取るという成長が垣間見える。
650円で、こんなに遊べる。
すごろく購入を考えている方には、心から強くお勧めしたいです。
買った当初は、負けると悔しくてぎゃー!!!と泣いていたのに、3週間くらい勝負し続けて、負けても負けても、目に涙を浮かべつつ、何度も挑戦して、勝つ喜びを覚えた彼は大切な宝物を見つけたのだなと、親も実感できたので、大事な時間だなと思えました。
そろそろ、人生ゲームとかに移行しようかなーと思ったりしています。
かるたや、オセロにも興味を持ち始めた息子。あなたの未来に楽しいことがたくさんありますように。時に苦しいことがあっても、そこから立ち上がる強さや、回避する術を伝えられますように。
泣いたり笑ったり、人生が心から豊かになりますようにと願っています。
お友達の家におもちゃが多いからといって、比べる必要はないんだよ。
物じゃなくて大事なのは、人としての心や敬意の念を忘れないことだから。
物が多くても、少なくても、ちゃんと貸したり、借りたらありがとうと言える心が大切なんだよ。と伝えていきたいなぁ。どっちが、多い。どっちが、少ない。なんて、ちっぽけなこと気にしないくらい、毎日楽しめるといいね。