3歳の息子は、4月生まれです。
今年の4月に、息子が生まれた時から仲が良かった友達が、近くの幼稚園に入園しました。そして、同じバッグと帽子を持って登園するのを公園で見ては「どうして〇〇は一緒によーちえんに行けないの?」と涙を流していました。
何度か、そんな状況になり、しばらく公園を避けるようにしていました。
◯学年が違うこと
◯来年になったら通えると思うこと
◯それまで楽しみにしていようということ
など根気よく話して納得してもらえました。その後、笑顔で遊べるようになっていました。
そして、来年度の幼稚園の応募がはじまりました。
息子の代は、子どもが多く、保育園や幼稚園は厳しいのでは。と言われていました。
予想通り抽選。
前年度は定員割れしているという幼稚園。
周りも、不安な声を上げていました。
しかし先週、蓋を開けてみたら、息子の仲良し友達は全員幼稚園に入れることに。
仲良くしていた友達の中で、息子だけ入ることが出来ませんでした。
言葉にならない悲しみが込み上げてきましたが、息子の前で泣いてはいけない、友達の前で泣いては気にしてしまうと、なんとか我慢していました。
しかし、みんな優しくて、ママ友なんていらないと思っていた頃が懐かしく感じるくらい、皆さん優しくて。全く関係ないのに、心配して私を捜索してくれたり(笑)、自分のアドバイスのせいじゃないかと落ち込んだり、私が強がりだから泣けてないのではないかと連絡くれたり、信じられないよと言葉をかけてくれたり。今まで築いてきた、子どもを通しての繋がり以上の何かを実感できました。
悲しい気持ちは、まだ残ると思います。けれど、補欠1番は希望がないわけではありません。それに、友達が待っていてくれる。息子には、「ママ、しょーがないよ、また次抽選頑張ればいいんだよ。ママといっぱい遊べるから、悲しくないよ。ママ元気出して」と励まされてしまいました。
親だからといって、なんでも完璧に出来るわけじゃない。だけど、息子も私も少しずつ成長していると信じて、毎日笑顔でいられるようにしていこうと前向きに考えられるようになりました。
息子の言葉に驚くと共に、楽しいこと、今しか出来ないことを経験していこうと思いました。
頑張るぞ!!!