一言で伝えるならば、これぞ科学未来館!これぞ科学未来館らしい展示!だと思いました。素晴らしくて、入った瞬間鳥肌が立ちました!その一番最初の展示がこちら↓
写真を撮ってはいけないところについてはきちんと表示されています。
永久凍土で見つかった、ケナガマンモスの子ども?(怪獣くんが走っていってしまってちゃんと見られなかったけれど、夫が写真を撮ってくれてました!)展示を見る前に直線の道があるのですが、そこでもう鳥肌が立ちました!!毛の一本一本が今にも動きそう!
目がくりっと動きそうな気がしました。永久凍土のすごさは、まだまだこれから!!!
因みに永久凍土とは?
北半球の陸地の20パーセント近くを占める凍った大地で2年以上0度以下の状態が続いている土や地盤のこと。氷ではなくて「凍った土」のことだそうです。
(詳しくは参照させていただいた、マンモス展のパンフレットをご購入ください)←読んでいて本当に面白い!!
奥の方に映像が流れているのですが、怪獣くんはじーっと何度も何度も正座をして観ておりました。とても楽しかったようです!
仔ウマの「フジ」
もう、内臓まで揃っている太古の仔ウマ。特に私は脚の毛を見たときに鳥肌が立ちました!怪獣くんはあちこち行こうとするし、後戻りは出来ないということで、音声案内もなく、さくさく見ていたので詳しいことは分かりませんでしたが、そこが特に私の目には光って見えていて。あとでパンフレットを購入して読んだら、やはりこの脚の毛は、注目ポイントだそうです!
理由は、、いや、内緒にしておきましょう!本当にその場で見てもらいたい展示です!!フジテレビさんが見つけたので「フジ」という名前になったそう。
なんと、液体の血液と尿も見つかったのだとか!!すごすぎる!!
ケナガマンモスの皮膚(3万1150年前のもの)
後ろ足の付け根からお尻のあたりの皮膚とのこと。明るい色の部分がマンモスの自然な皮膚、灰色の部分は時間の経過とともにミイラ化したもの。
よーくみると毛穴まで見える。
ユカギルバイソン
歯が動きそう。ぞくっとしました!
友達が食べたマンモス展限定カレー。
思わず笑ってしまいました!
まだまだ写真は撮ったのですが、その場で息吹を感じながら実際に見ていただきたい展示だと思いました。
マンモスの時代、マンモスの敵はいなかったそうです。自然界でいちばん強い動物だったため、ほかの動物を付けまわしたりしない優しい動物だったのだとか。
そこに「人」が現れたのです。
マンモスにとって、人は大敵。
人間が火や武器を使用してマンモスを倒して生活の糧にしていました。
私は思いました。
人の知恵は、善にも悪にもなりうると。
生きていくために狩をする。そして、マンモスの骨や皮まで無駄なく利用する。とても感動しました。
しかし、現在を考えてみてどうでしょう。充分すぎるほどの物に溢れ、便利な生活をしていながらも、マイナスな感情が溢れている。
もっと、もっと、と欲がつきない。
必要な分だけ、がない。
生きていくための未来への不安も溢れそう。
私は、自分の子供に何を残せるか、どんな心を残せるのかといつも考えています。
このマンモス展は、考えさせられる展示でした。とても素晴らしかった。
ぜひ、たくさんの方に足を運んで欲しいと思いました!