うーん、写真の向きがスマホで変えられない(涙)
我が家の日課で、隔週ごとに10冊くらいの絵本を借りて読んでいます。(10冊という数字に意味はなく、私が限られた時間で繰り返し読める冊数が、大体このくらいというだけです。)その中で、今回5回以上繰り返し読んでとせがまれたお気に入りの本はこちら。
1位 じどうしゃトロット
さく、え ユリ・シュルヴィッツ
やく 金原瑞人
そうえん社
文字はすごく少なくて、あっという間に読み終わるのですが、質問責めなので応えていると時間がかかる本です。
「パンクしたり、下を通ったり、おっとごめんねーと言って走ったりするのが面白いんだよ!」とのこと。
2位 としょかんねずみ
さく ダニエル・カーク
やく わたなべてつた
結構長いですけれど、夢中になって聞いています!
「どんどん本を作っていくのがおもしろいし、なんで、チーズがよこにあるのかなぁっておもっておもしろい!」とのこと。
3位 きょうりゅうのたまご
なかがわちひろ
恐竜が男の子とたまごを探していきます!
「どんどんつちをほってしたのほうにいったり、たまごみつけてどしーんってやったら、みずがびしゃーってなるところがおもしろいんだよー」とのこと。
書店員の目線だと(あとは購入するのと、借りるのとではまた違いますけれど)気付かないところに、子どもは気付きます。絵や、文章も重要ですが、なにより『わくわくするかどうか』なのですよね。怪獣くんの話を聞いていると、
「ここがおもしろかったんだ!」と内容に夢中になったり
「どうして、こうなってるのかな?」と絵の細かいところに気付いて疑問を持ったりと本1冊読んでいても、頭の中は疑問でいっぱいなんです。
わくわくしているから、もっと読んでもらいたい。ママのお膝で読んでもらえるのが、本当に幸せなのだなと感じる表情をしてくれるのです。
本の世界は果てしない
こどもが、おもいっきり絵本の世界を堪能できる環境や経験や知識を、一緒に増やしていけたら良いなと思っています。
怪獣くんのすごいなぁと思うところは、本の世界を現実の世界にアウトプット出来るというところ。
ゆうだちの本を読めば「空が暗くなってきたから帰ろう!」と言うし、高いところで作業するクレーン車の本を読めば「ママ、上にいる人はトイレに行けているかな?」と工事しているビルの上を見上げながら心配する。なんでも疑問、なんでも知りたい。けれど、聞くだけではなく、しっかり自分の中に落とし込んでいる。その能力が、とても賢くて聡い子だなと思わせてくれます。
9月から幼稚園入園が決定して、とても嬉しい反面、今まで以上に、よく見て話を聞いて、変わらず絵本を読んで成長を見守っていけたら良いなぁと思いました。
絵本を読んだ後の、怪獣くんの心の落ち着き方は眼を見張るものがあります。安心するんだね。そういう自分の中だけの頼れるものを1つづつ増やしていけると良いなと思うよ。