ずっと行きたかった、神保町ブックフェスティバル!!やっと怪獣くんを連れて行くことが出来ました!
お出かけをするにも緊張し、ドキドキしていたあの頃とは違い、4歳になった怪獣くんは、しっかり歩いてくれました。途中、夫が肩車したり、お腹すいたと愚図ったりしていましたが、ゆっくりとは言えないけれど、堪能出来ました!
少し前にハロウィンスタンプラリーが行われていて、そこに参加したからか、
ハロウィンはお菓子を渡すもの
と思った怪獣くん。私が、書店員時代に知り合った方々にお菓子を配ってくれました!お顔を知っている方に挨拶をすると、お菓子を渡す。何とも可愛い子だなと思ってしまいました。
作品社
本の雑誌社(こちらのブースが1番長かく滞在させていただきました!!営業さんや堀井憲一郎さん、さらに社長さんにまで甘えて甘えて、大変お世話になりました!!!)
永岡書店
視覚デザイン研究所
そして、児童書のブースなどなど、たくさんたくさん見て回ることが出来ました!!!
危険な危険な神保町ブックフェスティバル。財産致しましたが、満足しております。
購入した本↓
ABCのでんしゃじてんを購入した、視覚デザイン研究所では「かずとすうじのでんしゃじてん」のお陰で、3歳くらいで数字を100まで言えるようになったことや、数字が好きになったこと、そして「あいうえおでんしゃじてん」では、ひらがなを覚えたことなどお話することが出来ました。感謝していますと。
すると、営業の方が「自分の孫にも、あいうえおでんしゃじてんを渡したら、もうじぶんのなまえかけるようになったんですよ。まだ3歳前なんですけどね」と、顔の表情がくしゃくしゃになるくらいの笑顔で話してくれました。
「 お客様の顔を見ながら本を手渡せるっていいですね」
とその方はおっしゃいました。
私はなんだかとっても幸せな満たされた気持ちになりました。
そうだよなぁ。
私は人と接するのが好きで、本を読むのも好きで、本を届けたいって思って働いてきたんだったなぁ。
純粋に本を届けたいなー、本を紹介して、本を読む楽しさを伝えられないかなぁーってそんなことを考えました。
神保町ブックフェスティバルは、普段書店で購入するよりも金額が安くなっているから、財布の紐が緩くなるという要因もあるかもしれないけれど、出版社の人が、心から楽しそうに幸せそうに、本を必死で届けている熱量が、もしかしたらお客様に伝わって購入しようって決め手になっているのかもしれないなぁと思った。
絵本がすぐなくなってしまったのは、残念だけど。でも、本当に欲しい本なら本屋さんに行って買えばいいって思うから。だから、本と出会う場でもあるんじゃないかなと感じた。
怪獣くんが、帰ってから話していたことが忘れられない。
「ママ!(本の雑誌社の)ママのお友達、ずーっと声出して、ずーっと腕あげて、ずーっとにかーってしてたね!あれ、たいへんだよねぇ、おもしろいねぇ!」と。
何時間も声出して、何時間も宣伝の紙掲げて、何時間も笑顔で売り続ける。届けようとする姿。本当に楽しそうに本を手渡す姿。嘘ではない本当の笑顔に怪獣くんは気付いたのだなと、感動しました。
仕事をしている姿が「楽しそう」に怪獣くんに見えているなら、なんて、なんて有難い、幸せなことだろうと強く思いました。
私も、あと何年かして怪獣くんが友達と遊ぶほうが良い!となったら、本の雑誌社の方のように、仕事は楽しいものなのだと背中で伝えられるよう働きたいと思った。
エネルギーを分けてもらえたフェスティバルだった。