少し疲れていたとき読んだ本。とっても面白くて読みやすかった。
良かったポイントは3つ。
●ランチタイムの2時間の出来事という設定なので、細切れになっても場面が変わるから続きが気になるのにやめなくちゃいけない!というストレスがない。
●目の前で人が倒れることもなく、難しい謎解きでもなく、会話の中で解決していく「観察力」がメインとなる話なので気持ちが楽。
●会話のテンポが良いので、コーヒーを飲みながら、ふとした休憩時間に読むと気分転換が出来る。
メインの阿久津麗子と同僚の天野ゆいかの言葉の掛け合いがワクワクする。話が進むごとに息も合ってきて、ゆいかの例の言葉を読むたびに「きたきたー!」と1人で笑顔になってしまうくらい夢中になる。
本を邪魔されずに読みたい気持ちが常にあって「邪魔されない」ということが難しい中で、一話ごとに場面が切り替わってくれるのは有り難い限り。
本は「没頭」して読む時間が至福だと思う。だから、ちょっとの時間でも没頭して読める本が今は有難いと感じる。
読みやすい文章の本は、実は結構書くのが難しい。だから、水生さんの本はすごく考えて書かれたのではないかなと思う。
連続ドラマを見るように「次の話は何が起きるの?」と思いながら1話ずつ本を閉じる瞬間が幸せな時間だった!
続編もあるようなので、また読んでみたいと思う。
以前のように本をたくさん読んでいないので、ちょこちょこ「もだえ苦しむ活字中毒者 地獄の読書手帳」に読んだ本を記録中。
全部埋まったらまた購入したい・・・限定だったからもう売ってないかな。
紙が書きやすい
何よりタイトル最高
中も素敵な言葉がある
シンプルで使いやすい
シルバー大好き
再販してくれたらいいなぁ。